2014年03月25日

久々にサイトのリンクを整理

 どうも久々にネット上のアンケートなぞに回答してみた狐です。
 今回したのはドイツ・日本研究所( http://www.dijtokyo.org/?lang=ja )とベルリン・フンボルト大学が実施している「日本文化とドイツ文化間の共通点や相違点を見つめ直す、という研究プロジェクト」の資料集め、との具合の様です。
 見かけたのはTwitterにてフォローしている日独協会( https://twitter.com/JDG_Tokyo )のツイート( https://twitter.com/JDG_Tokyo/status/447954214795218945 )からでして、ふとした時間の合間にしてみた次第。アンケートの内容については詳しくは書きませんが、要は国際心理学のモデル集めの為のアンケートとの事でデータを匿名で提供する見返りに、その時の回答内容を元にした性格判断が示される具合となっていました。
 もし気になる方はしてみると面白いかもしれません、アンケート実施先のURLはこちら( http://www.you-and-the-world.info/ )となります。一部の日本語にやや難がある以外は悪くない内容ではあると感じたものでした。

 さて久々にサイトのリンクを整理してみました。
 これまでにも幾度かしてはいるものですが、今回もリンク先が消えているケースがそれなりに見受けられましたのでそうしたサイトへのリンクの撤去の他、TF系サイトへのリンクをまとめているリンク2番線内にあるサイトを小説系・イラスト系・情報系と分類し直す等してみました。
 同時に2011年に設置して以来、殆ど更新していなかった同人系サイトへのリンクをまとめたリンク7番線自体を撤去。その他、リンク5番線にまとめてありましたジャンル別の登録型リンク集も半ばは消えていましたのでそちらへのリンクの削除も合わせて実施したところです。

 こうした作業をしていますとかつて、個人サイトを作るのが当たり前であった時代にあったサービスの多くが機能停止、あるいは存在していてもただあるだけ、になっているのを何とも感じさせられてしまうものです。
 咥える形とはなりますが今回の更新では、矢張り2005年ころには盛んであった、いわゆる「同盟」へのリンクもトップページより全て削除しました。
 これも最近ではすっかり見なくなりましたが、かつては自らの趣向だとか好きな物を示すべくのバナーを自らのサイトに貼る、と言ったのが流行ったもので当時の私もそうした物をしていた、そんな名残であったと出来るでしょう。
 あの頃はそうした物が「常識」であった訳ですが、もの数年でSNSを始めとした新たなサービスに取って代わられたのを目の当たりにしてしまった身としては、今の常識もまた一体どれくらい先までもつのだろうか、そんな事をふと浮かべてしまえる夜なのでした。

 一方でリンク2番線には新たに2つ、新規リンクの追加も致しました。こちらに関しては何とも嬉しい限りであるのは言うまでもありません。
 昨今ではすっかりピクシブだとか、そうした創作系SNSが常識とはなっていますが、そうしたSNSとは違った使い勝手の良さが個人サイトにある以上、今後とも私自身も運営を続けていきたいものですし、新たなリンクの追加についても機会見つけ次第、積極的に行っていきたいところです。 
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2014年03月23日

人生初のストライキ垣間見と路線バスでの街歩き

 どうも人生で初めて公共交通機関のストライキを間近で受けた狐です。
 これは先の20日の朝に行われた相模鉄道のストライキの事でして、以前からJR東日本千葉支社管内にて動労千葉の行う通称「お花見スト」の存在は知っていましたが、住んでいる県内においてこうした公共交通機関のストが行われた事自体が初めての事。
 スト自体は仕事の都合もあってしている最中の様子を観察する事は出来ませんでしたが、大変興味深く間接的に、また終わった後の貼り紙等を通じて見ていたものでした。
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 正直なところ、ストに関しては賛否両論ありますが個人的にはあって良かったのではないかと思います。相鉄自体、以前から時折ストをしている会社ではありますので、故に実施出来たとの背景もあるのだろう、と浮かぶ程度に今の日本社会はストライキだとかそうした物に対する「慣れ」が存在していません。中にはストだとかのノウハウすら忘れてしまった労使すらあるのかもしれません。
 確かに直接利用している人にとっては迷惑千万ではありましょうが、健全な労働運動との観点に立てば決して否定出来るものではないでしょう。何かと組織率の低下や情勢の変化に適応できないとの点からの弱体化が言われ、あるいは特定の政治活動にばかり傾斜し、肝心の労働者から遊離した存在となりがちな中で、久々にその労組としてのあるべき姿を世間に認知させた功績は大きいと思うところです。
 ちなみに相鉄はこのストライキを受け、鉄道定期券所有者に対し「臨時一往復乗車証」を配布、あるいは回数券所有者には「7日間の有効期間の延長」を申し出た場合取り扱う(http://www.sotetsu.co.jp/mt/news3/pdf/train-teiki_20140320.pdf ) との事。冒頭の写真は相鉄線の駅に掲示されていたこの告知の貼り紙を撮影したものです。 
 個人的にはどんな様式なのか気になるところですが、相鉄は振替乗車票を一部駅を除いて昔ながらの分厚い硬券で出してくる事で知られる会社ですので、若しかするとこの乗車票もその類かもしれません。
 そうなると下手に1往復使うよりも、記念にとっておいた方が価値が出るのかもしれない、と相鉄線定期券を持っていない事をどこか残念に思ってしまったのでした。

 さて、最近は路線バスで歩き回る事が増えています。
 これは以前にもどこかで書いたかもしれませんが、鉄道はある程度乗り歩いてしまい、また最近まで鉄道で一定距離移動する生活が普通であったので、その利用が日常的なものになってしまい、新たな発見だとかに乏しくなってしまったのは矢張り大きいでしょう。
 一方で路線バスは、路線ただそれに着目しても色々な姿があります。また鉄道以上に街の中、街そのものを走る存在でもありますからその土地をより知るには格好の移動手段。
 特にこの神奈川県は、海があるとの点だけでもこれまで住んでいた土地とは大きく違うのですが、それと共にまだまだ知らない土地であるのもあります。それだけに主要鉄道網からより街の中に入った「面」の姿を見るには、路線バスを活用するのが最も効率が良く、時間を見つけては乗り歩いているのです。
 また大都市圏でありながら地方的な側面も持ち合わせている為か、いわゆる免許維持路線、あるいは人口の割には本数の少ない路線、そして比較的距離の長い等特徴のある路線も目立つのも特徴でしょうか。最近で乗ったのは横浜駅西口から横浜線鴨居駅近くにある緑車庫まで走る「ふれあいバス(神奈川区)」。
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 横浜市交通局が営業エリア内にて「生活支援バスサービス」として運行している「ふれあいバス」( http://www.city.yokohama.lg.jp/koutuu/kigyo/newstopics/2009/n20091207.html )シリーズの中でも、神奈川区を対象として行われているものなのですが、路線は横浜駅西口から緑区に位置する横浜線鴨居駅近くの交通局緑営業所前「緑車庫前」までの路線であり、全線の所要時間は53分を要します。
 その路線名、また目的からしても既存路線網を補完するとの性格がうかがえるのですが、その通りなところはあり、本数も1日2往復と大変少ないもの。
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 最も同一経路を本数の多い系統が複数それぞれ部分的に重なる形で走っていますので、あくまでもそれ等から漏れた場所を、との事なのでしょう。故に乗っていても市営バスないし神奈中バスとの離合が多く、地方の単独系統で同様な本数の路線とは趣をかなり異としています。
 この路線は今月29日より横浜駅西口発ではなく、隣の東神奈川駅発になる事、またそれに伴い路線の半ばの経由地が大きく変わる事が発表( http://www.city.yokohama.lg.jp/koutuu/kigyo/newstopics/2013/topics/20140304115840.html )されておりましたから、変わる前の路線を見てみるのも兼ねて乗ってきた次第。
 乗ってみますと路線の半ば過ぎ辺りまでは利用者も多くあり、立ち客も多数みられました。その点ではそれなりに定着している姿は見られたものでしたから、東神奈川駅発着となって以降の姿も機会を見て、見に行ってみたいと感じたところでありました。
 
 写真は1枚目は3月21日に相鉄湘南台駅にて撮影のストライキに伴う乗車券類の扱いに関する告知、2枚目から4枚目は横浜駅西口にて3月18日に撮影した「ふれあいバス(神奈川区)」。
posted by 冬風 狐 at 21:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行・公共交通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月22日

「初午」に惹かれて「昔のくらしと年中行事」を見る

 どうも久々に下道でのんびりとドライブをしていた狐です。
 具体的には横浜付近から往路は大井松田インターまで246号線を走り、御殿場インターまでは足柄SAで一休みする目的も兼ねて東名利用。その後、足柄SAでの休息を経てから御殿場インターより御殿場線に沿って関東平野に戻り、また246号線を戻る、そんな単純な行程ではありましたが良い気分転換になったもの。
 道路工事の関係で伊勢原市内で少し渋滞があった以外は空いており、正に快適。更に雨も上がってのいたものですから、夜の御殿場線沿いの旧道もこう、昔から馴染みのある山梨の道だとかを思い起こされて、どこか気に入ってしまったところでした。

 さて、その日の昼間は久々に博物館へと足を向けていました。
 向かったのは横浜市都筑区、いわゆる港北ニュータウンの一角にある横浜市歴史博物館( http://www.rekihaku.city.yokohama.jp/ )でして、横浜市営地下鉄センター北駅とセンター南駅のどちらからもアクセスしやすい場所にあります。
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 今回は仕事上がりで空腹でもありましたので、まずはセンター南駅で朝食も兼ねて久々にマックのポテト―それも朝マックが終わると共に注文したのでカリカリでいい塩加減の美味しい物―を食べて一休み。
 その後、センター南駅とセンター北駅の間の市営地下鉄高架線の間の空間を利用して作られた「みなきたウォーク」なる歩行空間を雨の中のんびりと歩いて博物館へ。
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 なおこの歩行空間、途中で地下鉄の高架線に等しい高さまで上がる等、思っていたよりも高低差のある道であり、ただの平坦な道を想定していた私としては中々の意外な所でありました。
 それ故に通過していく地下鉄の姿も良く見えるものでして、結果として第三軌条大型規格で作られたブルーラインと架空線式小型リニア規格で作られたグリーンラインが見比べられるのは、どちらも一定のコストカットを、建設されたその時代に可能な技術を用いて行った実例として中々貴重なものかもしれません。

 そんな訳で到着した、位置としてはセンター北駅の方が近い横浜市歴史博物館は、小学生の団体と思しき姿が、入って間もなくは騒がしかった他は静かな物でして、平日の疎らな来館者の中の1人となって目的である企画展「昔のくらしと年中行事―ちょっとむかしのよこはま―」を1時間近くかけてたっぷりと眺められたものでした。
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 内容としてはいわゆる家庭だとか地域において行われていた年中行事を、横浜を中心に振り返る、と言ったものでして旧暦と新暦による、以前と以後の比較に始まり、毎月ごとにそれぞれ紹介していくと言った趣向。
 「講」は「無尽」と共に山梨だとかでは今でも一定の力のあるところはありますが、かつて横浜市内でも各地にみられていた事と共に、ただ年中行事として見るのではなく、その背景として「講」の存在と絡めて展示と紹介がされていたのは中々見どころでした。
 確かに一般的には年中行事はあくまでもその行事その物、として見てしまい接してしまうものですが、実際にはその年中行事を伝えてきた「人」の存在が無ければ、それ等は「年中行事」として成り立つ事はなかった次第。その、ふと忘れがちなその側面をしっかりとクローズアップしていたのは大いに良いと思いますし、それだけでかなり見に来て良かった、と感じられたものです。

 また狐ないし稲荷好きとしては、2月の年中行事として「稲荷の初午」をそれなりにスペースを割いて紹介していたのも見どころでありました。なお、「初午のお稲荷さま」としてポスターにイラストの掲載があった故に、足を運んだのは少なくとも一因としてあった、と触れておきたく思います。
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 少なくとも昨今では初午はそう一般的なものではありません、しかしながらその行事がかつての旧暦においては春の始まりを告げる行事であり、豊穣神たる稲荷の大祭とも相俟って各地で祝われていた事実、それに触れられる事は大切な事でありますし、各地にいる稲荷神社そのものに対する理解にもつながるのではないかと思えます。
 また会場では昭和61年の旧家における稲荷の初午を祝う一部始終が収められた、個人撮影のビデオが流されており、家のやり方を考慮するとしてもどういった具合でそうした、いわゆる「屋敷稲荷」が祭られているのか、祭っていたのか、の一端を見るにはまたとないものでした。
 加えて今のあざみ野駅近くに、こちらは今でもあるお稲荷さん(赤田稲荷)ではありますが、その初午を祝っている農村風景の傍らを、沿線の宅地開発を目的として敷設された東急田園都市線の通勤電車が通過していく写真も、そうした時代を知るには最高の資料であるでしょう。
 他にも横浜市の本牧地区で行われていた「スナモリ」なる砂で作った塚の上に、貝を載せてお盆の際に亡くなった祖先を家に呼ぶ目印を作るだとか、これまで知らなかった地域的な風習は興味深いもの。
 要は迎え火と性質は同じであろう、とは感じるのですが迎え火が火を用いる性質上、その時だけしかないのに対し、砂と貝を用いて作られる「スナモリ」はある種の恒久さがありますから、その辺りでどうした感覚の違いがあるのか、海とは縁遠い山育ちの身としては尚更関心を抱けてしまいます。

 それ以外にも土地の神様たる地神と地神講、また念仏講、そして今もある大山講と言った横浜市域に何がしかの関わりのある信仰と講に関する展示もそれぞれ見やすく、特にどんな姿を地神に対して人々がイメージとして抱いていたのか、その姿の得られた掛け軸等より見れたのは、新たな観点として得られた収穫であったでしょう。
 また講が開かれる場合に記されてきた、要した費用にかかる帳簿の中身からは、地域において個人商店が中心であった時代から、コンビニだとかの新たな業態が中心となっていく、そんな時代の変遷も垣間見られたものです。
 
 全体としては良い構成であり、知るきっかけとしてまた改めて振り返る機会としてはオススメであると思います。最も、会期は今月の23日までともうわずかで終わってしまいますから、もし見に行かれるのであればすぐに行かねばならないでしょう。
 また館内の売店では3月30日まで、博物館がこれまでに出した目録や書籍の一部が半額で頒布もされているとの事なので、地域史だとか民俗系に関して興味がある人は、こちらも合わせて見に行かれると何か収穫があるかもしれません。 
 ちなみに私は以前に行われた企画展に関連して出されたと思しき「横浜の神代神楽―神楽師たちの近世・近代―」をひとまず入手した次第です。

 写真は全て2014年3月20日撮影。
posted by 冬風 狐 at 00:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史・時事・民俗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月18日

「実用的」な寝台特急「あけぼの」廃止に思う

 どうも仕事上がりにコーヒーを飲む時がああ幸せ、と感じる狐です。
 缶コーヒーでもそれは感じるものですが、個人的にはドトールに駆け込んでゆっくり新聞読みながら1杯、が一番良いもの。より言うならドトールと共にコメダコーヒーもよろしいのですが、こちらは中々近所にないものですからどちらかと言えば、仕事上がりで家に帰って色々としてから夕方の買い物の際などに遠出して一息、の場所になっている、そんな気がしています。

 さて、3月も半ば、年度末も間もなくですので色々と慌ただしさが増しているところではありますが、この季節は色々と新しいものと古いものが入り混じり、また入れ替わる時期でもあるでしょう。
 特に鉄道を始めとした交通機関ではそれが言えるもので、先の3月15日に行われたJRのダイヤ改正においては、首都圏から東北方面への唯一の夜行列車として運行されていた寝台特急「あけぼの」が定期運転を終了し、他にも各地で様々な改廃が行われました。
 その中で個人的には田端操駅から伸びていた歴史ある貨物線である北王子線が、荷主の都合により運行を終了した事から、都内における毎日運行の非電化路線が旅客・貨物共に―JR東日本のレール輸送列車が週に数便走る越中島貨物線はありますが―ほぼ消滅したのは大きいものでした。
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 最も今回は北王子線ではなく、「あけぼの」について触れてみようかと思います。何故なら、私の以前の日常の中に溶け込んでいた夜行列車、それは幾つかありますがその中で最も最後まであったのが、この「あけぼの」であったからです。
 日常に溶け込む、としてもそれは利用と言うよりも見ていた、との点が強いのですが以前、高崎に住んでいた頃は、ちょうど仕事を終えて帰宅すべく電車を待っていると、機関車の鈍い音と共に2番線に入線してくるのが「あけぼの」でした。そしてその蛍光灯の下に鈍く映えている客車の青い姿を良く眺めていた、見慣れた存在であったのです。
 また幾度か利用し、大抵がオフシーズンの平日でありながらもその都度、一定程度の利用が常にあったのを矢張り見ていた列車でした。故に「北斗星」だとか観光がメインの列車とは違う実用的な利用価値を最後まで有していた貴重な列車として、評価してしまえると共にふと、お疲れ様、との思いを浮かべてしまうところがあります。
 
 故に「あけぼの」については廃止が決まった後は―神奈川に引っ越してしまい、中々見に行く時間がなかったのも一因ではありますが―敢えて見に行かない様にしていました。
 どこかそれは週に幾度もその姿を見ていた、また家路に帰る時に必ず現れた、ある種の場面を告げてくれる馴染みの存在がなくなる事に対する寂しさを抱いていたからかもしれません。また一定の期間、私に対してそうした役割を果たしてくれた存在たる「あけぼの」に対する、私なりの敬意の評し方、であったのかもしれません。

 最も巡り合わせとは面白いもので、そうとしていたにも関わらず、先月の頭となりますが偶然、「あけぼの」と遭遇する機会に恵まれたものでした。
 これは職場の同僚と連れ立っての群馬―電車で群馬に行くのは1年ぶりの事でした―へ温泉に入りに行った帰りの事でして、前橋から揺られてきた高崎線から上野駅に降り立ってふと表示器を見上げると、ちょうど「あけぼの」が出発する時間であったのです。
 幸いにして同僚も、そうした交通だとかに興味があるものでしたから、折角の機会だからと中央改札を経て13番線ホームに向かえば、なるほどそこには久々に見る青い客車と「あけぼの」のテールマークの組み合わせがあり、もう廃止の発表はされていましたから撮影に訪れる人、また乗り込む人の姿で賑わう姿が見られました。
 そうなってしまいますと私も思わずカメラを向けずにはいられませんでした、折角の、とばかりに撮影してしまったものです。
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 そして、幾枚かを撮影した後、その発車する姿を見送った時は上手く言葉には出来ませんが、どこかでは高崎に住んでいた時代の事を思い出してしたのでしょう。また、今になってより振り返れば、昭和の時代には歌にもなった上野発の北に向かう最後の「実用的な」夜行列車、またそのターミナルとして長らく歩んできた上野駅ないし北に向かう鉄路の役割がひとつ、ほぼ終焉するのに立ち会えていたのだ、と思えるところです。

 写真は1枚目と2枚目は2014年3月14日撮影、十条倉庫こと北王子駅構内に残るかつて使われていたスイッチャー、また途中の踏切から北王子駅方に続く北王子線。3枚目は2014年2月1日に上野駅にて撮影した「あけぼの」となります。
posted by 冬風 狐 at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行・公共交通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月24日

夏コミに申し込みを行いました

 どうも先の大雪ではこれまでに住んでいた地域が軒並み雪に沈んでいた狐です。
 群馬についてはそこまで詳しい話は把握出来ていないものですが、雪なぞまず舞う事も珍しい高崎・前橋地域であれだけの積雪があったのですから余程の事。山梨に至っては、例年数センチ程度の積雪はあるものの、翌日に晴れて溶けてしまうのが大半なものですから、山梨県始まって以来の大豪雪には麻痺するのも当然としか言えず、電話等を通じて状況を聞いていますと、本当、有り得ない事が起きたのだな、と感じられてしまうものでした。
 これについては色々と書きたいものがありますが、それについては稿を改めることにしましょう。何れにしましても出身者として言えるのは今回ばかりはどうしようもない、の一言に尽きるでしょう。それだけ普段は雪に対する構えがない地域なのですから、住民もまた自治体も可能な範囲でよくやった、としか思えないものです。

 さて、2月もまもなく終わろうしていますが、今夏のコミケ87への申し込みを何とか済ませる事が出来ました。
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 申し込み作業自体は早めからしていたのですが、毎週末の様に降る雪を始め仕事に、また私事にと多忙を極めてしまったのもあり結局、期限ギリギリにようやく全てを終えられた、そんな具合になってしまったものでサークルカットを最後にアップした時の安堵感たるや、作業を遅らせる一因となっていた諸事と共にようやく一段落出来た、と感じてしまったのは言うまでもありません。
 今回の申し込みは前回に引き続き「東方project」にて行いました。サークルカットにもあります通り、今回は2誌新刊を予定しております。
 1誌は本来であれば前回のC86にて頒布であった今泉影狼とパチュリー・ノーレッジ、それぞれの現実入りをテーマとした「外の世界を、歩いてみました」を改めて新刊として予定しております。
 続きましてはこれまでに出して参りました東方変化譚シリーズ既刊分に加え、新たな書下ろしを数編加えた「東方変化譚総集編」。こちらは東方キャラをTF(獣人化)させてみよう、をテーマとしたものでありこれまでに以下の4誌をコピ本にて頒布して参りました。
・「東方変化譚―犬と狐とスキマと鴉・前編」十六夜咲夜狼人化本
・「東方変化譚―犬と狐とスキマと鴉・後編」射命丸文式神化本
・「東方変化譚−人ならざる者達の交わり」比那名居天子猫人化・八坂神奈子蛇化・洩矢諏訪子蛙化本(R18)
・「東方変化譚第四誌―判読眼の物語」本居小鈴妖怪化本
 これらに関しては頒布が好調であり、それを踏まえる形で「総集編」としてオフセ本化します。また前述の通り新たに書き下ろしを数編予定しておりますので全体で7〜8話程度、東方キャラを主人公としてのTF小説本とする予定です。
 より詳細につきましてはある程度、固まった段階で後日紹介したく思います。なお、これ等の同人誌につきましては通販を実施しておりますので、興味のある方は以下のアドレスよりご覧頂ければ幸いです。
「冬風書館通販実施中同人誌一覧」 http://fuyukaze.sakura.ne.jp/doujin/tsuhan.html

 以上、夏コミ申し込みに関するご案内でした。
posted by 冬風 狐 at 19:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 同人・各種連絡・サイト関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月21日

久々の分家更新と掲載小説に関して

 どうも朝からグリーンティーが美味い、と飲みつつキーボードを叩いている狐です。
 最近はどうにも寒い日が続くので暖かい飲み物の摂取が増えて仕方ありませんが、ふと振り返ると日本よりも寒いベルリンだとかにはこう、手軽に飲める温かい飲み物は乏しかったもの。
 暖かいもの自体はあるにはあるのですが、カフェだとかそう言うところで手に入れる、との感覚が強く、日本見たく自販機に行けば温かい飲み物が並んでるのはまずない光景であったのを思い出しつつ、のんびりと朝の喉を潤しているところでした。

 さて昨日は久々に冬風分家(http://yellow.ribbon.to/~fuyukaze2/ ) の更新をしてみました。最後に更新したのが2012年と2年前でありましたから、かなり久しく放置してしまったものでして時間の経過を感じると共にサイト内のコンテンツを見ますと、自らのサイトでありながら、ちょうど東方に触れて間もない頃の更新が最後であったのだなと見てしまったものです。
 一応、解説しておきますとこちらの冬風分家は、冬風書館の「分家」故にその様な名前になっている次第で、専ら扱うのは二次創作小説となります。2005年の開設当初から二次創作TF小説、特にポケモン関連がメインでありましたが、最近は私自身が一時期、急速にポケモンへの興味を減じてしまった事もあり、長らく更新が途絶えてしまった、と言えるでしょう。
 また、2012年頃より新たに題材として加えました東方project二次創作小説に関しても、当初こそ書いていたものの、どちらかと言えばコスプレもセットにした即売会サークル参加による、同人誌としての頒布( http://fuyukaze.sakura.ne.jp/doujin/annai.html )がメインになってしまった事もあり、結果としてサイト上のコンテンツとしては中々力を入れる事が出来ぬままに、2012年の更新を最後に2014年1月まで過ぎてしまったと出来ます。
 最も、私としては何時か更新を、とは考えておりました。加えて東方小説に関しても全てのネタを小説化して同人誌に収める事は現実的ではありませんので、その辺りの折り合いをつけた上での、あるいは着けられるだけの、私なりに東方二次創作の感覚と言いましょうか、そうしたものが得られてきたからこその久々の新規掲載に至ったとしたいものです。

 今回掲載したのは東方風神録に出てくる、秋を司る二柱たる秋姉妹を題材とした小説になります。内容としては私なりの秋神、即ち豊穣を司り妹神、また冬を迎える準備を整える姉神と対となっている二柱の神が持つであろう「欲」の部分に関して、でありますから性的描写を多分に含んでおります故に18禁小説となっています。
 当初は読みきりで終わらす予定でありましたが、書いている内に色々と膨らんでくる、また下敷きとなったTwitterでのやり取りを踏まえますと、中々に盛り込みたい要素が色々と出て参りましたので、その辺りを可能な限り補うべく、全体としては3話構成ほどで完結させようかと考えております。
 最も、この辺りは大いに変動があり得ますから、私自身どうなるかは分からないものの、それ以外に温めている、あるいは頂戴しているネタとも合わせてじっくりと、適度に捏ねて出していきたく思いますから次の更新をお待ち頂ければ幸いに思う限りです。
posted by 冬風 狐 at 07:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 同人・各種連絡・サイト関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月01日

新年と冬コミに関する挨拶と午年の同人活動

 新年明けましておめでとうございます、と2014年もとい午年を何時も通りに仕事をしている内に迎えていた狐です。
 その時の心地と言うものはそれこそ「嗚呼、年が明けてしまったな」との具合でして特段、何かを強く感じたとかはなかったものでした。
 最もよくよく見ればそこには普段と変わらぬ日常でありながら、それと同時に滅多にしない事柄。例えば日付印の年の部分を回すなど、些細な事でありつつも実は中々出来ない事をしながら越せていたものですし、それを踏まえますと気持ちではそこまで思わなくとも、動きとしてどこかで新年を実感しつつ越せたのではないかと思えたものです。
 今はどうにも仮眠で寝付けないので、帰宅してから書こうかと思っていたこの記事を書いている次第。本年も色々とあるかとは思いますが、色々と経験して行けたらと感じてしまえてならないものです。

 そして続きましては先の12月30日の冬コミにおきましては、サークルに足を運んで頂きありがとうございました。夏コミに続いて冬コミも自前で参加するのはそれこそ2006年以来の事でありましたから、実に7年ぶりとなりまして、さてどうなるか、と思っていたものですが同人誌の方は好調な頒布ぶり。
 更にTwitterでのフォロワー諸氏を始め、サイトでこれまで読んでいただいた方等、複数の方がサークルまでわざわざ足を運んで本を手にとって下さったのは本当にありがたい限りであり、色々と紆余曲折ありつつも、同人活動を続けられて、あるいは続けてきて良かったと噛み締められたものでした。

 簡単に報告をさせて頂きますと、即売会向に用意していました同人誌在庫の幾らかが売り切れとなりました。特に東方キャラをTF(獣人化)させよう、とのテーマで書いて参りました東方変化譚シリーズに関しましては全て完売となりましたので、会場にて頒布しました無料ペーパーに書いた通り、年内の内に更に幾つか書き下ろし作品を追加した形の総集編形式のオフセ本としての頒布を目指す次第です。
 また東方変化譚以外の同人誌につきましても幾らか完売が目立って参りましたので、こちらに関してもコピ本で複数冊を出していることから、同様に総集編形式のオフセ本にまとめて行く方向で検討しています。
 なお通販に関しましては、通販向でのみ当面コピ本を注文を受ける度に製作していきますので通販受付中止等はない事をこちらに書いておきたく思います。
 よって次のサークル参加イベントに関しましては、今回落としてしまったパチュリーと影狼の現実入り本も含めた製作予定のオフセ本3誌の何れかの完成に合わせる形になると言えますし、同時にそれはイベントに合わせてオフセ本を製作する、との形。
 現時点では特に有力なのは東方神居祭あるいは夏コミ、となるでしょうか。
 前者に関しては開催の日程がまだ確定してなく、後者については日程こそ確定しているものの、参加出来るかは当落次第の要素が大きく働きますから、実質的に具体的な時期を申し上げるのはまだ尚早でしょう。最も夏までには遅くも形には、最低1誌はしていきたく思いますので久々の名古屋・関西方面でのイベント参加の可能性も検討しつつ、見極めて行く方向でいます。

 それでは皆様、昨年に引き続き本年も冬風書館並びに冬風 狐をよろしくお願い致します、と秋姉妹アレンジメドレーを聴きながら書ける年明け早々の雑文を〆たく思います。
posted by 冬風 狐 at 05:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 同人・各種連絡・サイト関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月28日

冬コミ(C85)参加の案内と参加前の反省点

 どうも12月の日々の経過の早さに何とも目が回ってしまう狐です。
 この1ヵ月振り返ると月の頭から色々と唐突な事が相次ぎ、何とか予定していた事を8割方こなせた、と言うのが実際のところでありましょうか。
 特にコミケ関係だけを見ると当初予定していた事の半分も出来ていない有様でありまして、先の夏コミに続く久々の冬コミ参加として結構意気込んでいたものですが、昔と違った環境の変化にかなりの部分で経験に基づいた計画がマッチしていなかったか、と感じているところです。

 よって今回、新刊として頒布予定でした今泉影狼とパチュリーの現実入り本については、制作が間に合いませんでしたので頒布を見送らせて頂きます。この為、頒布するのは既刊本のみとなりますが、こちらに関しましても原稿をする時間が開催日まで見込めない事から以下に掲載する現状である在庫のみの頒布とさせて頂きます。
・秋とヤマメの恋話
・燐火模様
・椛の一日散歩
・佐渡から来た狸―佐渡発幻想郷最寄駅行片道切符―
・東方雛椛誕―集める者・守る者―
・東方異妖譚―巻ノ一
・東方変化譚―犬と狐とスキマと鴉・前編
・東方変化譚―犬と狐とスキマと鴉・後編

 これ以外の既刊については当日、持って行く事は出来ませんが購入希望とお伝え下さり、代金をお支払頂けましたら、後日、郵送にて指定された住所宛にお送り致しますので合わせてご検討下さい。なお現在、冬風書館として頒布対象としている同人誌については以下のページをご覧下さい。
http://fuyukaze.sakura.ne.jp/doujin/tsuhan.html

 以上、色々と整わない状態ではありますが冬コミに参加自体はしますので12月30日は東パ43b「冬風書館」を何卒、よろしくお願い致します。

 さて振り返りに戻せば、大きく変わったのは個人サークルから小規模とは言えサークル「冬風書館」が合同サークル化した事でしょうか。以前、即ち6年ほど前も挿絵等は交流のあった方に依頼するなど、完全に全てを私のみで取り仕切っていた訳ではありませんが、基本的には多くの事を私だけでしてしまえる、のが前提とも言えるものでした。
 しかし、複数人となりますと矢張りある程度、協調して事に当たらねばなりません。この点で私自身、まだまだ上手くコントロールが出来なかった、また情報共有等の幾つかの点で大きな手抜かりがあった事は否めません。この点は今後のサークル活動をする上での大きな教訓として生かしていきたく思う限りです。
 そして続いては私自身が色々と多忙になっているのもまた大きなものでした。昨年末以来、引越しだの何だのと大きな変化を多々して参りましたが、先月から今月にかけては一旦落ち着いていた仕事が再び多忙さを増し、どうにも体の疲労も勘案すると原稿作成だとかに割く時間を削らねばやっていけない状況にすっかりはまってしまったものでした。
 その点ではより長い目で見た準備を行わなければならないのでしょう。特に夏コミに続いて冬コミに参加する時等はその期間の短さも考えると夏コミの辺りには、取り掛かっておかないとどうにもならないのではないか、と感じているものです。

 色々と他にもまだまだ思うところはありますが、主な点としたら大体、上に書いた通りでしょう。それ等を踏まえて来年以降も引き続き、サークル活動を東方にTFに公共交通に、と行っていきたく思いますので、今後ともよろしくして頂けましたら幸いに思います。
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2013年12月07日

12月8日の東方甲州祭・第1幕参加について

最近、やきそばを無性に作りたくなる狐です。
それ故か、しばらくぶりに体重が回復してきたのもあるところでして、余り増やさぬよう、気をつけていきたいと感じるところであります。

さて、唐突なお知らせとなりますが、明日12月8日に山梨県甲府市であります東方イベント「東方甲州祭・第1幕」( http://comicchallenge.web.fc2.com/toko01/toko01.html  )にサークル参加致します。
昨日に主催者側に電話にて申込みを致しましたので、告知も何もない状態に等しくありますが、取り敢えずは現在ある既刊を手にしていく予定です。

詳細についてはサイト内の同人活動案内( http://fuyukaze.sakura.ne.jp/doujin/annai.html  )を参照願いたく思いますが、仕事の関係上、早くて会場への
到着は13時前後となる見込みなのでご了承願います。
会場は甲府駅北口にあります「山梨県立新図書館内かいぶらり」となります。
初開催、かつ、駅に半ば直結の公共図書館での開催と言う中々に興味深いイベント。何よりサークルとしても初めて当日申込扱いでの参加ですから、慌ただしいのは否めませんが当日は楽しみたく思いますし、何より、皆様よろしくお願い致します。

以上、簡単ではありますが明日の東方甲州祭・第1幕参加に関する告知と致します。
コミックマーケット85参加に関しては改めて、ご案内致します。
posted by 冬風 狐 at 20:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 同人・各種連絡・サイト関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月06日

気が付けばもう9月、そんな夜に艦これ一考

 どうもこの8月の足の速さに軽く目を回してしまった狐です。
 7月も早いものでしたが、この8月は特に、普段であれば帰省しているお盆の頃に仕事が集中していた事もあってか、その速さたるや尋常ではなかったと感じます。
 そんな中で6年ぶりとなるコミケへのサークル参加と9月1日となってはいましたが、遅い夏休みもかねての真・東方神居祭へのサークル参加を軸とした、8月末からの北海道旅行は何とも楽しいものでしたし、今後もまた機会を見つけて渡道したくあるところでしょう。
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 また冬コミについては申し込みを行いましたので、当選しましたら東方あるいはTFにて新刊を1つか2つは制作しようかと考えております。

 さてこの所、twitterを開いて自らのタイムラインを眺めていますと、艦これ(艦隊これくしょん http://www.dmm.com/netgame/feature/kancolle.html )に関する話題が東方や交通ネタに次ぐ勢いであふれかえっており、ここ数ヶ月での躍進ぶりには中々目を見張ってしまえるところです。
 私の周りでも幾らかの―大抵が東方との兼業ですが―愛好者がおりまして、彼らの話を聞いていると楽しんでいるのだなぁと思えてなりませんが、あくまでも個人的な観点で言うなら、正直なところ、ちょっと艦これには食指が働かないところ。
 何故なら、艦これに登場するキャラクターの元ネタは大日本帝国海軍が運用していた艦艇であるから、と出来るでしょうか。
 念の為、断っておきますが戦争に使われたものをけしからん云々、と言う気はありません。むしろ当時を知るツールとしてみるならば、艦これは正に今と言う時代を映している存在―即ち、萌えキャラ化―であり、今だからこそ出来る格好の、硬さのない優れた入門的存在であると歴史趣味者としては感じます。
 私自身、歴史にはまるきっかけとなったのは文章ではなく、歴史を題材にした漫画でありました。
 そこから次第に新書系、専門書系、そして実地へ、と歩んできた身からすると、中々、種々の要因に阻まれてとも、あるいはまだ活きている時間として近すぎるからか、時間として考えたら江戸時代や戦国時代よりもずっと近しいのに、何故だか遠く感じられる日本の近代化と覇権の時代。それをより多くの人にエッセンスでも良いから、知ってもらえるきっかけとなる事を艦これにはふと期待している、とすら言えます。

 にも関わらずどうして食指が働かないのか、となると、歴史、特に近現代史が好きであるからこそふと感じてしまえるリアルさ。前述した言葉を持ってくるなら、活きている時間として近い、そう、近すぎるのです。
 艦これに登場するキャラクターの元ネタとなる艦船の多くは、今、ここにいる私達以前を考えると、祖父母とその少し前の世代が若者として生きていた時代に当たる訳です。そう考えてしまうと、どうにも感情的に直視出来ないところが生じてしまえてならず、かつ、史実での彼女等の実態を見てしまうと尚更、感情移入してしまえ、どうにもただのゲームのキャラクターとして見ていられなくなってしまうのです。
 特にちょうど艦これが盛り上がった時期が8月。即ち1945年の敗戦の月であり、個人的に色々とその辺りの資料を見ていたのも災いしたのかもしれませんが、キャラクターのひとつとなっている戦艦「大和」の最期は悲壮なものであったのは広く言われているものでしょう。
 ただ艦が沈むのではなく、多くの人間が共に海に沈んで行った。それもただ沈むのではなく重油塗れになったり、爆風で吹き飛ばされて、中には機関の爆発に巻き込まれて、であったり、と戦時故の平時ではない死に方をしていったを想うと、少なくとも今の価値観からしたら無念であったと思えますし、その人々と結びついていた家族だとかの気持ちやその後を想うと、正直胸が痛くあります。

 そういう点では私の中での艦これの評価と言うのは前向きに捉えれば、今風の当時を知るきっかけとしてのツールとして有用性を評価してしまえる。それと同時に楽しみつつも当時、史実としてあった出来事に対する想いも忘れないでほしい、とするやや引いた気持ちの2つから成っていると出来るでしょう。
 そんな具合なので恐らく、関心を抱きこそすれ、私が艦これをプレイすると言うのは無い事でしょう。
 ただ、うん、飛龍さんと榛名さんはかわいいと思います!としてそんなボヤキを〆たく思うところです。ああいう衣装は好みですから致し方ありません。

 写真は2013年9月3日に北斗星の車内にて撮影。
 
posted by 冬風 狐 at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 同人・各種連絡・サイト関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする