2013年09月06日

気が付けばもう9月、そんな夜に艦これ一考

 どうもこの8月の足の速さに軽く目を回してしまった狐です。
 7月も早いものでしたが、この8月は特に、普段であれば帰省しているお盆の頃に仕事が集中していた事もあってか、その速さたるや尋常ではなかったと感じます。
 そんな中で6年ぶりとなるコミケへのサークル参加と9月1日となってはいましたが、遅い夏休みもかねての真・東方神居祭へのサークル参加を軸とした、8月末からの北海道旅行は何とも楽しいものでしたし、今後もまた機会を見つけて渡道したくあるところでしょう。
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 また冬コミについては申し込みを行いましたので、当選しましたら東方あるいはTFにて新刊を1つか2つは制作しようかと考えております。

 さてこの所、twitterを開いて自らのタイムラインを眺めていますと、艦これ(艦隊これくしょん http://www.dmm.com/netgame/feature/kancolle.html )に関する話題が東方や交通ネタに次ぐ勢いであふれかえっており、ここ数ヶ月での躍進ぶりには中々目を見張ってしまえるところです。
 私の周りでも幾らかの―大抵が東方との兼業ですが―愛好者がおりまして、彼らの話を聞いていると楽しんでいるのだなぁと思えてなりませんが、あくまでも個人的な観点で言うなら、正直なところ、ちょっと艦これには食指が働かないところ。
 何故なら、艦これに登場するキャラクターの元ネタは大日本帝国海軍が運用していた艦艇であるから、と出来るでしょうか。
 念の為、断っておきますが戦争に使われたものをけしからん云々、と言う気はありません。むしろ当時を知るツールとしてみるならば、艦これは正に今と言う時代を映している存在―即ち、萌えキャラ化―であり、今だからこそ出来る格好の、硬さのない優れた入門的存在であると歴史趣味者としては感じます。
 私自身、歴史にはまるきっかけとなったのは文章ではなく、歴史を題材にした漫画でありました。
 そこから次第に新書系、専門書系、そして実地へ、と歩んできた身からすると、中々、種々の要因に阻まれてとも、あるいはまだ活きている時間として近すぎるからか、時間として考えたら江戸時代や戦国時代よりもずっと近しいのに、何故だか遠く感じられる日本の近代化と覇権の時代。それをより多くの人にエッセンスでも良いから、知ってもらえるきっかけとなる事を艦これにはふと期待している、とすら言えます。

 にも関わらずどうして食指が働かないのか、となると、歴史、特に近現代史が好きであるからこそふと感じてしまえるリアルさ。前述した言葉を持ってくるなら、活きている時間として近い、そう、近すぎるのです。
 艦これに登場するキャラクターの元ネタとなる艦船の多くは、今、ここにいる私達以前を考えると、祖父母とその少し前の世代が若者として生きていた時代に当たる訳です。そう考えてしまうと、どうにも感情的に直視出来ないところが生じてしまえてならず、かつ、史実での彼女等の実態を見てしまうと尚更、感情移入してしまえ、どうにもただのゲームのキャラクターとして見ていられなくなってしまうのです。
 特にちょうど艦これが盛り上がった時期が8月。即ち1945年の敗戦の月であり、個人的に色々とその辺りの資料を見ていたのも災いしたのかもしれませんが、キャラクターのひとつとなっている戦艦「大和」の最期は悲壮なものであったのは広く言われているものでしょう。
 ただ艦が沈むのではなく、多くの人間が共に海に沈んで行った。それもただ沈むのではなく重油塗れになったり、爆風で吹き飛ばされて、中には機関の爆発に巻き込まれて、であったり、と戦時故の平時ではない死に方をしていったを想うと、少なくとも今の価値観からしたら無念であったと思えますし、その人々と結びついていた家族だとかの気持ちやその後を想うと、正直胸が痛くあります。

 そういう点では私の中での艦これの評価と言うのは前向きに捉えれば、今風の当時を知るきっかけとしてのツールとして有用性を評価してしまえる。それと同時に楽しみつつも当時、史実としてあった出来事に対する想いも忘れないでほしい、とするやや引いた気持ちの2つから成っていると出来るでしょう。
 そんな具合なので恐らく、関心を抱きこそすれ、私が艦これをプレイすると言うのは無い事でしょう。
 ただ、うん、飛龍さんと榛名さんはかわいいと思います!としてそんなボヤキを〆たく思うところです。ああいう衣装は好みですから致し方ありません。

 写真は2013年9月3日に北斗星の車内にて撮影。
 
posted by 冬風 狐 at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 同人・各種連絡・サイト関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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