2008年10月28日

久々の漫画と冬の臨時列車

 どうもドイツの仮装巡洋艦をモデルとした漫画を手に入れて楽しんでいる狐です。
 今回手に入れましたのは「あたらしい朝」と言う漫画でして、2008年8月22日第一刷発行とありますからまだその題名に違わず、新しい漫画と言えます。
 内容はポーランド戦直前のドイツに住んでいたチンピラ仲間がふと拾った訳ありの大金をきっかけに、地元から離れられる海軍へ入り・・・と言う所から始まり第1巻では、その一方が配属された仮装巡洋艦の日本までの航海を舞台に展開されるのが大部分となっています。
 まず仮装巡洋艦と言う物は何かと書きますと、元々は商船として使われていた艦船を徴発し武装を施したものです。一見すると商船の様に見えるのですが、実は随所に武装が隠されていて公海上で敵国の商船等を見つけると急接近し、十分な距離が確保するなりそれまで掲げていた国旗(敵国の物)を下げ、自国の海軍旗を掲げて攻撃を行い拿捕するというもので、第二次世界大戦では特にドイツがそれを活用した事で知られていました。
 役割としましては連合国の輸送撹乱などでして、実際初期にはかなりの成果を上げていたものの大戦後期以降は連合国側の警戒が厳しくなりその多くが自沈したり撃沈させられると言う運命を辿っています。その仮装巡洋艦の中でもこの漫画ではトールと呼ばれる艦がモデルとされて、日本にて史実通りに沈没する箇所までしっかりと描かれています。
 そう言った題材も中々楽しめますが、自分としましては矢張りナチス政権下のドイツの日常的な光景や、英語圏ではない独語圏らしい表現などが大変気に入ったものです。他にも劇画調なその描き方も雰囲気を出すのに一役買っていると思えますし、途中出てくる相当閣下(ヒトラー)の姿には笑いが漏れて仕方ありませんでした。
 作者は黒田硫黄、講談社からの刊行でISBNは978-4-06-314523-6となっています。

 さて冬の増発列車の時刻を見るべく時刻表を買ってきましたところ、また色々と面白い列車を見出す事が出来ました。
 その中で幾つか挙げますとまず身延線の特急「みのぶもみじ号」(11月22日運転、静岡733→身延915・1317→静岡1444)でしょう、ダイヤ自体は毎年春に運転される「しだれさくら号」と同じかと思えますが、これまで秋の時期に運転された事はない初設定となりますから、今年限りになるのか来年も続くのか気になったものでした。
 また山陰線に設定されている急行「だんだん山陰号」も地味に気になる列車でしょう、何と行ってもこの列車は片道が夜行であり京都2310→松江1042(京都発11月7日)、松江936→京都2155(11月9日)と言う次第でして、久しく絶えていた京都駅から山陰線を走る夜行列車が片道限り、1日限りとは言え復活するのにはもし関西に住んでいたら乗っていただろうと思えたものです。
 また廃止が報道されて話題になった「ムーンライトながら」に関連しては、今冬も臨時の「ムーンライトながら91・92号」の運転は東京発12月30日→1月3日、大垣発12月31日→1月4日と行われます。しかし定期「ムーンライトながら」の大垣発の時刻を見ていますと、ふと気になる列車が設定されている事に気が付きました。

 それは臨時の新快速9368F、名古屋駅始発の上り臨時新快速と言う時点で中々珍しいのですがそのダイヤが「ムーンライトながら」と比較しますと以下の様になります。
名古屋→金山→大府→刈谷→安城→岡崎→蒲郡→豊橋
2352 2355 005 010 015 021 031 041(9368F)
2355 2358 008 013 018 024 034 045(ながら)
 つまり3分差の平行ダイヤでの運行となっており、現状では名古屋2318発の区間快速豊橋行が実質、豊橋まで終電となり乗り遅れた場合は全車指定席の「ムーンライトながら」に指定席料金を支払って乗らなくてはならない事態が解消されるという事になります。とは言えこの臨時新快速の運行は毎週金曜日限定となっておりますから、毎日運転でないところがJR東海としてもその利用は限定的だと考えている証なのでしょうか?

 実際自分も「ムーンライトながら」は良く利用していますが下りながらと比較しますと、上りながらでの名古屋圏での通勤利用客と言うのはそう見かけません。また一度現在最終豊橋行き定期列車となっている名古屋2318発の区間快速で、寝過ごして豊橋まで行ってしまった事がありましたが岡崎も過ぎると空気輸送に近くなっていましたし、それを考えますと需要はこの時間となると少ないのではないかとも考えられます。
 しかし仮に「ムーンライトながら」が廃止されてしまいますと、それでも存在している豊橋までの利用者にとっては2318発が実質最終と化してしまう訳で、名古屋駅界隈で一泊となれば510円あるいは310円の指定席料金と比べると大幅な出費の増加になってしまいます。そうなればサービス低下、改悪との謗りは免れませんし今後の「ムーンライトながら」の行く末と共に注目していきたい臨時列車でありました。
 ちなみに名鉄のモノレール線の廃線が12月27日で運転終了ですから、どうも冬が忙しそうなので11月に突撃するかも知れず。久々に普通運賃で「ムーンライトながら」を使おうかどうしようかと思っています。
posted by 冬風 狐 at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行・公共交通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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